まいど!横山笑来です。
前回のたこたつとの会話で、まさかのビザランをすることになった僕たち。
ビザランとは、例えば自分が今、A国にいるとします。
「もうすぐビザが切れてしまうけどもっとA国にいたーい!!」と思った時に、隣国のB国へ一旦入国し、すぐにA国へ再入国。すると滞在可能期間がリセットされるという訳ですね。これをビザランと言います。日本人がラオスに入国する場合、ビザ無しで最長15日間滞在出来る事になっています。なので例えば15日目でビザランすると、合計30日間滞在が可能になるという感じです。
さて早速ですが、今回のミッションを整理します。
1.現在地、ビエンチャン中心街を出発し、国境でラオス出国。
2.タイの国境の町ノンカーイにて、タイ入国。
3.速攻で出国ゲートへ向かい、タイ出国。
4.ビエンチャンにて、ラオス再入国。
5.ビエンチャン中心街まで帰宅。
往復で50kmの道のりを、気温38℃炎天下の中、自転車で乗り切ります。
自転車レンタル10,000キープ(約150円)
普通は隣国に自国が栄えているところを見せたくないので、国境近くに大きな街を作らないのですが、ラオスの場合あろうことか国境に面して首都ビエンチャンを作ってしまいました。だからこそ自転車で国境を越える事が出来るんです。
競争や争い事を好まない如何にもラオス人っぽい発想です。そもそもビエンチャンは首都なのに全然栄えてる雰囲気がありません。
たこたつはこの日はインドビザ受け取りという最重要任務があったので、ビザランは僕一人です。
知人の話では片道1時間らしいので、余裕ぶっこいての出発です。自転車のチェーンロックでカバンがひったくりに遭わないように固定して…行ってきまーす!!
道のりはいたってシンプル。
メコン川に沿って大通りを走ります。
川の手前がラオス、奥がタイです。
炎天下の中、排気ガス&砂埃対策でマスクまで着けているので体力が余計に奪われます。
1時間経過...
スマホのマップで確認するも、まだ半分位しか来ていません。
暑過ぎです…。
2時間経過...
何とか第一関門、ラオス出国ゲートまでやって来ました。
難なくクリア!
ここからノンカーイのタイ入出国ゲートまで2km位あります。
メコン川で隔てられた国境に1994年、友好橋が架けられました。
第二関門、タイ入国審査。
自転車をその辺に停めて手続きに行きます。
難なくクリア!
タイへ入国したらそのままシレッとUターンして、出国ゲートへ向かいます。タイ滞在時間2分。
第三関門、タイ出国審査。
難なくクリア!
最終関門、ラオス再入国。
ラオスでは近年、イミグレーション(入出国ゲート)を通過する際に、外国人からのみパスポート処理料を徴収されます。
ここの料金は、月~金曜日の8~16時は1,000キープ(約15円)、6~8時と16~22時は11,000キープ(約165円)
料金を支払うと、“One Way Ticket”という謎のカードが渡され、入国審査の通過後に待ち構える近未来的な改札口を通過するのに必要となります。
※当日写真撮り忘れたので別日の写真です。
あれ、さっき出国した時はこれやってないけど...あったっけ?まじで気付かんかった。
※後日、本出国した時には通過しました。ごめんなさい。
とりあえずここまでくればほとんどミッションコンプリートだ!!!
しかし二時間以上炎天下の下自転車をこいできたので、疲れはかなり溜まっていた。
また二時間かけてビエンチャン中心街まで戻るの憂鬱だなー。
とりあえずその辺で休憩して帰ろうか。
そう考えていた矢先、雨が降ってきました。
キターーーー!!!
恵みの雨じゃーい!!!
すかさずソンテウのおじさんと交渉し、自転車込で50,000キープ(約750円)で宿まで行ってくれることに!!
高いけどもう二時間も自転車こいで帰る気にならんかった。
次、僕がこのビザランするとすれば、バイクの半日レンタルが40,000〜50,000キープであるので、それで行くと思います。
体力馬鹿のたこたつでも翌日かなり疲れて帰ってきたので、バイクレンタルするのがおすすめです。では。
横山笑来
オリジナルバナー作ってみた!!!タイで知り合った友人が良いカメラで撮ってくれたお気に入りの一枚。
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