世界一周ローカル旅

修行僧と友達になった

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まいど!横山笑来です。

 

ナイトマーケットからの帰り道、背後からゆーっくりと近づいてくるバイクが一台いました。
正直「あ、やばいかなこれ...」と思っていたのですが、そのバイクはゆーっくりと僕の横を走り去って行きました。
なぜそんなにゆーっくりだったのかと言うと、おじいちゃんとおばあちゃんの二人乗りだったからです。
ビビり過ぎですね。

 

 

はい、一日目でほぼルアンパバーンを歩き倒したので、この日は宿のフリーブレックファーストを食べ、軽く町ブラでもしようかと宿を出ました。

 

20150418_074413
 

これ!!結構レベル高めのフリーブレックファーストでした。
Wifi
コネクションが良かったらもっと居たのになー。

 

 

ふらふら歩いていると、小さな図書館があったので入ってみることにしました。
ラオスの学校に通えない子どもに本の寄付をお願いしますと言う為の図書館のようでした。
中に入るとそこには壁に沿うように本棚が立ち並んでいて、奥の壁沿いにはデスクトップ型のパソコンが5台位、中央にテーブルとイス。そこには一人の修行僧が座っていた。

 

ここはルアンパバーン。修行僧なんてその辺にいて、もはや彼らはこの町のシンボルであり一部のようなものなので、図書館の中にいようが別に動じることでは無かった。

 

ぐるっと一周して、出ようかなと思ったその時、

 

「こんにちは、日本人ですか?」
ーーーん?

 

振り向くとそこに座っていた修行僧がこちらを見てニコッとしている。

 

東南アジアの町を歩いていて、トゥクトゥクのドライバーに「あじのもと」とか「はっぱ、はっぱ」と声をかけられることは頻繁にあるが、まさか修行僧から声をかけられるとは夢にも思っていなかった。しかも日本語で。

 

彼の名前はジャム。なんてスウィートな名前なんだろう。

 

正直、僧侶や修行僧の人たちって近付きにくいし、彼らに道を聞いたり話しかけたりして良いものなのか、僕自身わかっていなかった。だからジャムから話しかけてくれてすごく嬉しかった。

 

ジャムは以前、英語の学校に一年だけ通い勉強して、日本語や中国語も独自で勉強している。加えてタイ語も母国語のラオ語と似ているので話せるのだそう。語学のスペシャリストである。

 

現在の年齢は17歳で、4年ほど前から出家しお寺に住んでいるらしい。2年後には寺を出て、ルアンパバーン周辺の大学か、ハノイの大学へ行って、その後はルアンパバーンで観光ガイドの仕事に就き、お金を貯めて東南アジアを旅したいそうだ。

 

出家することになったキッカケは?と聞くと、《自分の意思》だそうだ。親に行かされた訳ではないらしい。

 

この日はラオスでは旧正月の休暇中だったので学校はなかったが、普段は修行僧専用の学校に通っている。普通の学校よりも少しだけ学費が安いらしい。ジャムの実家は貧しく、僕と同い年の兄に学費を出して貰っている。

 

毎朝5時に起床し、托鉢、寺の掃除、朝食、学校、夕方のお祈り、という日々を過ごしている。食事は朝と昼との2回のみだ。

 

 

...ジャムの話は長い。

 

放っておくと30分でも1時間でもずっと喋っている。たくさん人と話して英語の勉強をしたいとも言っていたが、若干17歳にして話し方はとても落ち着いている。

 

僕は暇だったので、ジャムの話をずっと聞いていた。

 

僕が今日の予定は何も無いよと答えると、日本語を教えて欲しいと言ってきた。もちろん快諾した。

 

ジャムはおもむろに鞄から紙とペンを取り出し、英語で幾つかの文章を書き出した。

 

そこに日本語と、その読み方を書いてほしいとのことだった。

 

例えば、
Where are you from?
と書いてあれば僕は、
どちらのしゅっしんですか?
Dochira no syusshin desuka?

 

といった具合で、20文ほどの英文が用意された。
僕が書き終えると、今度は発音チェックだ。ジャムがゆっくりと自信なさげに読んでいるのを僕が聞いて、なるべく関西弁を消して読み方と発音を教えていく。

 

全部終えると、ジャムはめちゃくちゃ感謝してくれた。ありがとう、ありがとう、と何度も。

 

お礼にジャムの学校とお寺を案内してくれると言ってくれた。

 

僕もとても嬉しくなったが、そろそろ昼の3時を回っていた。昼食をまだ取っていなかった僕は空腹だった。

 

昼食を取ってからまたここに戻って来て良いかと尋ねると、ここで待ってるよと言ってくれた。

 

僕はすぐ近くのなるべく安いレストランを探し、軽く食事をし図書館へ戻った。

 

 

するとそこに、

 

ジャムの姿は無かった...。

 

ごめん、遅かった?
時間にルーズなラオス人もまた、「待つこと」は嫌いなんだと、この時間になっても照りつける太陽の下、「なんで?」と呟いた。

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横山笑来

 

日本語あんなに教えてあげたし水もおごったのにー!!これで終わり?と思いきや次回、再会を果たす。世界一周バナーは壱日壱栗有効です。よろしくお願いします。

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