世界一周ローカル旅

【サパ番外編】モン族レポート

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まいど!横山笑来です。

 

僕が海外を旅しようと決めた時、捨てなければならないものが二つあった。日本の金銭感覚と、常識である。

 

これらをいつまでも引きずっていると、全く新しい文化に触れた時、理解に苦しむと思ったからだ。日本は日本。外国は外国。200以上とも言われる世界の国々の内たった一つの国で生まれ育っただけで、それがこの世の全てと言うのは大きな間違いだと、旅を始める前に気付いて良かった。いや、本当は旅に出てから気付き始めたのかもしれない...。

 

今回は、僕がチーちゃんや彼女の友人に聞いた話を整理しながら、サパ周辺に住む少数民族の様々な弊害、歴史、文化について紹介していきたいと思う。

 

「チーちゃんって誰!!?」な人はコチラから読んでね。

 

 

 

17世紀、現在のモンゴルや中国から、ベトナムのサパ周辺へ移住してきた人々がいた。
それが現在もサパ周辺に暮らす少数民族の人々である。その中でもモン族、ザイ族、ザオ族など幾つかの種族に分かれ、言語はそれぞれ種族ごとに、そしてベトナム語とも異なる。

 

 

この地で生まれた子どもは、5歳の頃にベトナム語を学び、学校へ通い始める。学校の教師はみなベトナム人で、ベトナム語での授業となる。ベトナムの小学校は基本的に無料なのだが、ここは外国でもないけれど言葉の壁があるので有料らしい。学費を払える人ばかりではないので、たいていは卒業後働いて返納するのだそう。

 

中には15歳になってもベトナム語が覚えられないがゆえ、学校へ通えない子どももいる。チーちゃんの息子の一人がそうだった。彼は幼い頃に両親を亡くし、チーちゃん家族に引き取られた。今ではしっかりと男手として毎日働いているが、モン族語しか話せない為、ベトナム語か英語でも覚えないと、一生数百人しかいない村人としかコミュニケーションが取れない。
ちなみに「こんにちは」はベトナム語で「シンチャオ」、モン族語では「ゴニャヘ」全然違う。

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日本を含む世界中の田舎あるあるかもしれないが、婚期も早い。チーちゃんは15歳の時に、当時25歳だった今のご主人さんと結婚した。
モン族の伝統によると、
恋愛結婚では無く、男性かその家族が結婚相手を決めるのだそう。女性が男性を選ぶことは無い。ただし結婚後の金銭的援助は全て男性側が行う。女性は25歳にもなると、老い過ぎという理由で人気が無くなるらしい。早いね!

 

成長も早いが、老いるのも早い。
年齢を聞いてびっくりする。チーちゃんの写真を前の記事で載せたが、日本人の感覚的には思っているよりもかなり若い。レディの為、年齢は伏せる。

 

 

売り子をしている子どもたちの多くは、親が学校へ行かせずに、ほんの少しの日銭を稼ぐ為に「You buy one for me…..」と今にも消えそうな声で一日に何万回も言いながら歩き回っている。他の英語はほぼ話せない。
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何日か前の記事で、「ブログランキングのワンクリックにつき10,000ドン少数民族から買い物してきます」と勝手に宣言したんです。で、それに答えてくれた読者の方々がいたので買いましたよ。

 

でもね、あの時僕は何も分かってなかったんですが、本当に彼女らの為を思うのなら、売り子から物を買ってはいけないんです。
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彼女らに売り子としての成功体験をさせてはいけない。
一時的にちょっと売れたとしても、長期的には全然大した稼ぎにならないからだ。
幼い頃からなんの教養もつけずただ身体だけ大人になっていく。日本人には想像しにくいかもしれない。でももしある日「このままじゃ駄目だ」って気付いた時に彼らには何が出来るのだろう?

 

 

 

 

日本人が不況と戦っているのと同様に、少数民族もまた、そういった経済的不安と向き合わなければならない。

 

 

と、貯金を切り崩しながらふらふらと海外を歩き回っている僕が言える事では無いのだけれど。

 

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あれ、これ最後の方全然整理出来てないわ。分からないことばかりですが新鮮な日々でしたSAPA。田舎派の旅人にはおすすめです!!

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