なんやかんや言いつつも、この日はハノイの街を散策してきました。
宿を出ると目の前には露店がたくさん立ち並んでいて、それはどこまでも続いています。
少し歩くとハノイのシンボルとも言える大きな湖があります。湖の周りはとても綺麗に整備されていて、観光客目当ての売り子も多いです。街を歩いていると嫌でも絶対に出くわします。
「You buy for me, OK?」
「Only $10, OK?」
「#&@$%;”?&!%@, OK?」
なんでもかんでも「OK?OK?」と強引に契約に結びつけようとしてきます。
旅に出て2ヶ月が過ぎました。
売り子をかわすのもだいぶ上手くなってきた様な気がします。
僕はあんまりガン無視とか可哀想で出来ないので、「No thank you(ニコッ)」ってはっきり相手の目を見て言います。それでも結構しつこく付いてくる人もいますが、それはその売り子の営業が的外れなだけでほっといていいですよね?
いや、最初から全く買う気が無いならガン無視して、すぐに他の客を探す体制を作らせてあげるっていう意見もあると思うんですけど、旅慣れている人たちにこれから逢ったら聞きたいなぁと思います。僕はチラシ配りとかも少しやったことがあって、ガン無視が続くと結構悲しかったんですよね。
要は、ガン無視か、やんわり断るかです。
たまに根気に負けて買っちゃう時あるよね!!
さて、ハノイはこんな感じで早々に引き上げるとして、次の目的地へのバスチケットを買いに、エージェントを回ります。
ハノイのエージェントと言えば結構有名なのが「シンカフェ」っていうところです。なぜ有名なのかと言うと、そこら中に偽のシンカフェが乱立していて、どれが本物かわからないと話題を呼んでいます。以前は本家がかなりの客を抱えてたようです。ちなみにベトナムではツアー等のエージェントの店をカフェと呼ぶこともあるそうです。
それにしても偽シンカフェが増えすぎて、本家は「シンツーリスト」に改名すると、偽シンツーリストが現れ、店のロゴマークを変えると、それも真似され、イタチごっこが続いているようです。
ハノイでは、同業者が並んで同じ通りに店を出す様な作りになっているんですが、服屋の通り、飲食店の通り、電化製品の通り、シンカフェ系の通り、みたいになっていて、5軒位連続してシンカフェ系の店があったりします。
とりあえず、一軒づつ聞き込み調査です。
「すいませーん。サパ行きのバスありますかー?」
あ、これからサパという町に行きます。聞いたことあるかな?
シンA「あるよー$15!!」
シンB「あるよー$10!!」
シンC「あるよー$12!!」
シンD「あるよー$15!!」
別の会社1「あるよー$10!!」
シンE「あるよー$15!!」
シンF「あるよー$11!!」
別の会社2「あるよー$15!!」
大体こんな感じでした。ついでに「ここって本物だよね?」ともひと通り聞いて回りましたが、どこも「本物だよー」と言っていました。シンCだけは、「うちは本物じゃないよー、本物はあの角の所だよー」と言っていましたが、エージェントが多過ぎていまいちどれの事か分かりませんでした。
正直、未だにどれが本物かわかりません。でも本物だから安い、質がいいとは思いません。同業他社も必死なのは同じです。
最終的に値段と、対応が良かった別の会社1でチケット購入することにしました。しかもたった6時間の移動なのに、この旅初のスリーピングバス!!
快適でした。
Free Wifiは嘘だったけど!
ハノイはシンカフェに惑わされ勝ちですけど、やることは他の町と同じやで!!
横山笑来
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