世界一周ローカル旅

アルバニア開業物語《第三章 物件》

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アルバニア開業物語《第三章 物件》
 

これまであやふやだった開業を決心した訳ですから、やることは山ほどあります。
 
先ずはお世話になっている宿オーナーのアルマに決心した旨を話します。
すると早速、開業に向けて全体的な手続きをサポートしてくれるエコノミストと不動産屋さんを紹介してくれました。
 
アルマは以前は長年イタリアで暮らしていましたが、生まれ育ちはシュコドラだし、約六年前にシュコドラで初めてのバックパッカー宿を開業した人物ということもあり、この町ではかなりの有名人。顔も広いのです。
 
その夜、早速エコノミストが宿に来てくれて、開業に向けての全体的な説明をしてくれました。
手続き面を大きく分けると5つのステップがあるようです。
 
1、物件の契約
2、(物件の)ビジネスライセンス取得
3、税務署へ届け出
4、(個人の)ビジネスライセンス取得
5、長期滞在ビザ取得
 
 
意外や意外、“お店の場所決め”が開業への第一歩でした。
このことを知った翌日から、朝・昼・夕方・夜、色んな時間帯を平日と祝日に分けて、シュコドラの町のあらゆる通りの人通りや周辺のお店の雰囲気、価格帯の調査が始まりました。
 
この時点で既にシュコドラに来て5ヶ月が経っていたので、おおよその見当はついていたのですが、その場所でしばらく頑張ることになるので念の為の再確認です。シュコドラの町を歩いていると、結構空き物件があります。ここ数ヶ月の間にも新しいカフェやレストランが開店したり閉店しています。それほど人口も多くないこの町でそんなことが起きているのは何なのか・・・?
 
町を歩けばファーストフード、イタリアン、カフェ、商店、スウィーツのお店があって、またファーストフード、イタリアン、カフェ・・・と続きます。どこもかしこも同じ様な店ばかり。同じ様な店が閉店すると、また同じ様な店が開店する。それ以外に何か案は無いものか?と首を傾げたくなりますが、これがシュコドラの現実の様です。
 
この国も日本と同じく鎖国をしていた過去があります。でも日本と違って、アルバニアが鎖国していたのはほんの25年ほど前までの話です。町にはまだ、それ以前の社会主義国としての名残りが今でも息づいています。こんな場所にジャパニーズレストランができるんです。町で初めてのジャパニーズレストランが・・・。そんな未来に思いを馳せつつ、ニヤニヤわくわくしながら連日町歩きに繰り出します。
 
だいたいの目星をつけたところで、不動産屋さんを数件回ります。
アルマ紹介の不動産屋さんなので安心。かと思いきや、これといった物件がありません。僕は日本で暮らしていた頃、不動産の会社で働いていたこともあるので、その契約の流れや物件の探し方は一般の人よりはわかっています。まあ早い話が、気になる物件資料があれば現地に足を運んで、気に入れば契約!という流れなのですが、どうやら気になる物件すら見当たりません。
 
なんか先ず、資料の数の少なさ!町を歩けば空き物件はたくさんあるのに、不動産屋さんにその資料が無いというのが現状でした。僕が働いていた不動産会社ではそんなのあり得なかったですけどね。日ごろから町歩きをして、新たな空き物件があれば即調べて家主さんに事情を聞いて賃貸に出したりしていましたから。
 
もうこうなったら自ら探すとします。実はその頃、町歩き中に気になる物件は見つけてありました。その物件のドアには電話番号が印刷された紙が貼られてあるだけで、僕はアルバニア語で不動産契約の話など到底できないですから、その場所と電話番号を、そこそこ対応の良かった不動産屋さんに教えて仲介してもらうことにしました。
 
ちなみに物件の説明を簡単にすると、シュコドラで一番大きな大通り沿いに立地しており、中心地から徒歩約5分、面積が約30平米、トイレと洗面台、中二階の倉庫もあり、月額約3万円です。(安いでしょ?)
 
近所の契約書類作成の事務所があったので、そこへ家主さんと不動産屋さんと一緒に行き、日本のものと比べるとあり得ないくらい適当な契約書を作成してもらいます。
 
最後に、最初の2ヶ月分の家賃と、家賃の半月分を不動産屋さんに仲介手数料として支払います。
 
はい、という訳で
 
不動産契約、完了!
 
 

 





 

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