世界一周ローカル旅

アルバニア開業物語《第一章 契機》

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アルバニア開業物語《第一章 契機》
 
2015年2月、僕は世界一周の旅に出ました。
高校生の時に初めて「世界一周」という言葉を知り、こんな生き方がしたい、そんな風に思って・・・。
 
 
世界一周の旅に出る前は、ワーキングホリデーという制度を使って、オーストラリアで二年間農業の仕事をしていました。その時の貯金で旅に出ることが出来ました。
旅に出る前から、旅のテーマというものは自分の中では決まっていました。
ローカル旅。つまり、現地の人々との関わり合いに重点をおいた旅。
観光やアクティビティにはどうも興味が湧かず、そこでしか出逢えない人との出逢いを求めていました。
 
町を歩いていると、ジロジロと見られたり、写真を求められたり、物乞いがやってきたり、コソコソと悪口を言われたり、嘲笑されたり、まあ色々ですが、本当に困っている時なんかは意外とすぐに助けが来るものでした。
路上で地元民に声を掛けられて、そのまま何時間も一緒にいたり、なんてことも珍しくありません。
そんな親切な人々に支えられながら、その国が好きになったり、興味が湧いたり。
とにかく僕の旅はどんどん時間のかかるものになっていきました。
居心地の良い場所を見つけると、つい長居したくなるし、それが僕の旅のやり方なんだ、と思っていました。
 
東南アジア、中央アジア、コーカサスと1年半かけて周遊したのち、遂にヨーロッパへ入ったのが昨年9月のことでした。
アルバニアという国は、以前テレビで紹介されていたのを見て興味があったので、また少し長居してみるつもりでした。
ワーカウェイというインターネットのサービスも初めて利用してみることに。
(※ワーカウェイについて詳しくはこちら)
 
アルバニア人となるべく深く関わりたい。その一心でメッセージをアルバニア全土のホストに送りました。
その中でも一番早く良い返事が返ってきたのが、今もお世話になっている現在シュコドラで一番古いバックパッカー用の安宿です。
ここで朝食の準備や宿全体の清掃をする代わりに、無料で宿泊させて頂いていました。
(現在は開業のためボランティアは卒業し、他の宿泊者よりも格安で住まわせて頂いています)
空いた時間には町歩きや、現地人のオーナーやバイトの子たちと話したり、時々振る舞ってくれる地元の食事を食べるのが楽しみになっていました。
10月に入り、思っていたよりも寒さを感じるようになってきました。さらに、毎日のように降り続く雨。
居心地の良い場所からの出発には、不向きな条件が整っていました。
 
ある日、宿のバイトの女の子と話していた時に、僕がシュコドラで日本食レストランをやったらどうか?という話が浮上しました。
僕は日本にいた時には調理師として働いていたこともあり、この宿でも時々日本食を振る舞ったりしていたからです。
そんな普通だったら冗談話で終わるような話題に、本気で喰いついた人がいました。
それがこの宿のオーナー。
 
「しょうき、よかったらそれ一緒にやらない?冬はゲストも少ないからこの宿をレストランみたいにしてしまえばいいわ」
 
全てが動きだしたのが、去年10月のことでした。
 
 
 
最初は宿のゲストに唐揚げとかお好み焼きとか、そんな一般的な日本の家庭料理を日替わりで作っていました。
本当は地元民をたくさん呼んで食べてもらいたかったのですが、最初は少しずつオーナー達にも僕がどんな料理を作るのかを見てもらい、地元民の集客に繋げるのが目的でした。
そのうちやっぱり寿司もやってみたいということで、当ブログでも呼びかけると海苔などの日本食材を送ってくれる人まで現れ始めました。
海外では、寿司といえば巻き寿司なんですよね。
トラディショナルな寿司を!とも思うのですが、生の魚を食べる習慣の無い人々に、いきなり食べ慣れない日本の寿司は受け入れられにくいだろうと思い、巻き寿司から始めることにしました。
 
そもそも人口約10万人のシュコドラで外食しようと思えば、選択肢は地元料理かイタリアンの二つなのです。
本当にこれだけしかないこの町の人々に、日本食を知ってもらいたいという思いから、本来のターゲットは地元民に決めていました。
平均年収50万円未満、物価も東南アジア並みに安いこの国で儲けようなんて考えはありません。
 
 
ただ、なんかわくわくして仕方が無かったんですよ。

 
 




 

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One thought on “アルバニア開業物語《第一章 契機》

  1. りんりん

    なんだか、私までわくわくしてきました! また写真たくさん載せてくださいね。楽しみにしてます(^^)

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