世界一周ローカル旅

「本来の外国の料理を現地人が間違って認識している」ということ

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海外で食べる寿司

 
海外で自国の料理を提供するレストランを開業するとき、「現地人の味覚にどれだけ近付けるか」が重要になってきます。
 
結局、現地人が一番好きな料理はたいてい現地の料理だということです。
 
まあ当たり前ですよね。
 
僕だって今一番何が食べたいかって、何でもいいからおかんの手料理が食べたいですよ。
 
これまで何十年も慣れ親しんできた味からはなかなか離れられないものです。
 
だから調理法にしても、味付けにしても、人間関係にしても共通して言えることは「こちらから歩み寄らない限り進展は無い」ということです。
 
ただ、現地の味覚に近づけ過ぎると、これがまた自国の料理と言えなくなってしまう。
 
このバランスって非常に難しいところで。。。
 
 
 
 
90年代前半のバブル絶頂期、またたく間に世界中に広まった料理があります。
 
そう、イタリア料理ですね。
 
当時日本では「イタ飯」と呼ばれ、比較的リーズナブルに楽しめる外国の料理として人気を博したらしいんですけど、今の二十代以下の人達はあまり知らないのかな。
 
今でこそその辺を歩いていると見かけるイタリアンレストランですが、当時はもっと賑わっていたんでしょうか?
 
残念ながら記憶がありません。
 
 
 
 

イタリアンと言えばだいたいこんなの、っていうイメージはみんな持ってると思います。
 
そしてそれはだいたい日本国民の間では共通していることでしょう。
 
イタリア旅行へ行ったことはありますか?
 
僕はまだありません。
 
でも行ったことのある日本人の話を聞いてみると、「やっぱり現地の方が美味しいよね」って感想が聞こえてきます。
 
まあただ浮かれていたからそう感じただけなのかも知れませんが(笑)
 
でも確かによく耳にする話です。
 
これってつまりイタリアで食べるイタリア料理と、日本で食べるイタリア料理は別物だってことですよね。
 
今や日本には星の数ほどあるイタリアンレストランですが、逆にあり過ぎてそれが本場のそれとは別物だとは誰も考えないでしょう。
 
 
 
 
カルボナーラって料理あるじゃないですか。
 
そうあの、スパゲッティの。
 
あれに玉ねぎ入ってますよね。
 
その玉ねぎの切り方ってどうなってますか?
 
たいてい薄切りになっていると思います。
 
「カルボナーラに入っている玉ねぎは薄切り」
 
これが多分日本人の共通認識だと思います。
 
 
 
しかしこれ最近うちの宿オーナーの娘アニに聞いたところ、イタリアでは「みじん切り」なんだそうです。
 
20年以上イタリアに住んでいた彼女の言うことなので間違い無いでしょう。
 
これにはイタリア料理を提供するレストランで働いた経験のある僕も驚きましたね。
 
 
 

ちなみに「イタ飯」が大流行した当時の喫茶店で人気メニューだった「ナポリタン」ですが、これも日本人向けに開発された「イタリアンジャパニーズフード」です。
 
名前はイタリアの都市ナポリをもじってますが、ナポリに行ってもナポリタンはありません。
 
 
 
 
 
海外のスーパーマーケットや寿司レストランへ行くとよく目にするのは、実は「巻き寿司」です。
 
寿司に間違いは無いのですが、日本の様に「握り寿司」はあまりポピュラーではありません。
 
海外で「寿司」と言えば「巻き寿司」なんです。
 
出逢ったヨーロッパ人に「握り寿司」が本来の伝統的な寿司なんだよ、と画像を見せると驚かれることがよくあります。
 
 
 
 
ところで、日本で巻き寿司と言えば何を想像されるでしょうか?
 
かっぱ巻き?
 
軍艦巻き?
 
節分の時に食べる太巻き?
 
色々ありますが、海外の巻き寿司はより進化を遂げています。
 

普通は海苔が外側にきますが、酢飯が外側にくるスタイルが存在したり
 
やたらソースが掛かってたり・・・。
 
具材は、生魚を食べる習慣のあまり根付いていない海外ならではの具材をつかっているのもよく見かけます。
 
 
例えば「カルフォルニアロール」。
 
アメリカのカルフォルニア州で生まれたのでしょうか?
 
それは知りませんが、具材はカニカマ(又はスモークサーモン)、アボカド、マヨネーズと決まっています。
 
日本の寿司屋では見かけないメニューですよね。
 
これがなかなか美味いから放っとけない(笑)
 
 
 
海外の寿司は見た目もより鮮やかにアレンジされているものが多いです。
 
その方が受けると誰かが考えたんでしょうね。
 
 
 
ここで、先日アルバニアの首都ティラナへリサーチへ行った時に見せて頂いた「これぞ海外の寿司」な一皿の写真をお見せしたいと思います。
 
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あ、アレンジが半端ねえ。
 

でも美味しそう。
 
 
日本の寿司とは見た目は全然違います(笑)
 
63

僕はやっぱりこっちがいいけど。
 
 
 
 
この様に、「本来の外国の料理を現地人が間違って認識している」ということが世界ではたくさん起こっています。
 
この事実が正しいか正しくないかは別として、これは「その料理人の努力の結晶」とも言えます。
 
俄然やる気が湧いてきた!!!

 

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2 thoughts on “「本来の外国の料理を現地人が間違って認識している」ということ

  1. derusu

    こんばんは!
    いつも楽しく拝見しております。
    確かに日本の味がそのまま外国で通用するかといえば、やっぱり難しいのですね~
    良い素材が揃えばあるいは受け入れられるかもですが、醤油すら調達困難なアルバニアでは
    不可能に近いでしょうし・・・
    いっそ味に関しては徹底的にアルバニア人に合わせるとして、せめて盛り付けだけでも和風にこだわってみてはどうでしょう?
    たとえば枝豆一つとっても、盛り付けにこだわるだけで妙に高級感出たりしますよね~
    和食の盛り付けはかなり奥が深いのでチャレンジのしがいがあるかなと思います。

    以上、外野が生意気なこといって申し訳ありませんが、今後も楽しみにしています。

    1. 横山翔来 Post author

      derusuさん
      いつもありがとうございます!
      そうですねー。とりあえず現段階ではなるべくリアルな日本食を知ってもらいたいと思っています。一緒に働くオーナーやスタッフの知識の為にも、そしてそれがアルバニア人にどれだけ受け入れられるかを見たいっていうのもあります。
      まだ食材や宿業との兼ね合いもあってほとんど現地人を誘致出来ていないので、まずはそこからって感じですかね。その後様子を見ながら変えていこうと思ってます。
      そもそも変えていくにしても、アルバニア人の味覚がいまひとつよくわからないので変えようがないっていうのも正直なところあります(笑)
      アドバイスありがとうございます(^^)

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