今回でいよいよアジアから脱出します!!
記事の最後に『写真で振り返るアジア旅ダイジェストのコーナー』もあるからねー!
旅をはじめて1年半が経とうかという時期に差し掛かりますが未だ現在地はアジア。序盤の東南アジアで出逢った旅人のほとんどはもうグルッと地球を一周して帰国している人がほとんどです。みんなどうしてるかなー?元気かな?
僕は相変わらず毎日をダラダラと過ごし、マイペースに旅を続けていますよ。あ、そうそう!最近少し体調に変化がありました!毎日あまりにも体力を消耗しない生活を送っているので睡眠時間5-6時間で割と大丈夫な身体になりました。(うわーこれクズ過ぎるなー。)
そんなクズ過ぎる僕はこれからリッチに飛行機でコーカサス地方へ飛びます。
現在地はカザフスタンの首都アスタナ。ここから電車で46時間の旅の後、到着するアクタウという町から飛行機に乗ってアゼルバイジャンへ向かいます。
カスピ海を船で渡るというコースもあるんですが、意外と飛行機の方が安いことと、空路入国であればアライバルビザが取得できるというGOODなコンビネーションが炸裂するからです。

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これからの予定・・・
【DAY1】
16:25 アスタナ発(寝台列車)
【DAY2】
一日中電車内でダラダラと過ごす。
【DAY3】
14:10 アクタウ着(駅名はマンギシュラック)
町を半日だけ散策した後空港へ向かう。
【DAY4】
03:30 アクタウ発(飛行機)
03:35 バクー着(時差が1時間生じる為、実際のフライト時間は1時間5分)
朝まで空港で時間を潰し、宿へ向かう。
そうです。3日以上シャワーも浴びれない予定です。いーやー
アスタナからアクタウへ~寝台列車2DAYS~
時報かと思うほど時間ぴったりに出発。
車内は上下に2ベッド計4ベッドづつのコンパートメントで仕切られた部屋が並んでいます。
アルマトイからアスタナへの移動の際は上段のベッドだったのですが、思いっきり猫背にしても座れないほど天井が異常に低くてしんどかったので、今回はちゃっかり下段のベッドを取りました。
インドの列車の場合は自分の席じゃなくてもみんな座っちゃうので下段はひとりでくつろげるのは夜に限られるのですが、カザフスタンはそのあたりしっかりとひとり一席割り振られているので安心!これを日本人的感覚で言うと「普通」と言います(笑)
46時間の列車の旅ですからね。
Wifiが使えないのはいいとして、PCやスマホの充電は出来ればしたいところ。
しかし車内の廊下にコンセントプラグはあったのですが使えず、みんなのお世話をしてくれるおばちゃんの部屋に行って頼めばしてもらえるシステムでした。
数時間に一駅停車くらいの間隔で列車は進んで行きます。
一旦停車すると10分くらい停車したままなので、その間にホームに出ている露店に食事を買い出しに行けます。
車内でもドリンク類・お菓子・カップヌードル・コーヒー等の販売もされているので購入できますし、熱湯は無料で貰えます。
トイレは洋式で、布団は和式でした(二回転げ落ちた)
車内では同室のおじさんに優しくしてもらったり、学生の男の子と会話にならない会話を楽しんだり、ふくよかなおばちゃんに食べ物を分けてもらったりと、退屈ながらも微笑ましい時間を過ごすのでした・・・。
マンギシュラック駅から市内へ
終点アクタウに到着!とは言っても実は正確にはアクタウの隣町「マンギシュラック」なのです。
もう少し線路伸ばせへんかったんかな・・・?
アクタウは海沿いのリゾート地なので仕方が無いのかも知れません。
マンギシュラック駅を出ると駐車場が広がっています。
2日ぶりに歩く地上を踏みしめ、荷物の重たさと暑さにうなだれているとタクシードライバーがこぞって寄ってきます。
「市内まで2,000テンゲ(≒600円)でどうだ」
高いよー!(まじで)そんなにお金持ってないしー。
そうです。カザフスタン出国直前の僕に残されたお金は僅か2,500テンゲほどでした。
このお金はアクタウ市内から空港までのタクシー代と今日の食事代に残していたお金。
ここで使うわけにはいかない。
マンギシュラック駅からアクタウ市内まではバスが出ています。
駅出口から見て駐車場の右奥の辺りに小さくバス停の看板が。
それを見つけた僕にタクシードライバー達はこう言います。
「そっちじゃない」
嘘つくなーーー!!!(笑)
そんな折に105番のバスが颯爽と現れる。(市内まで80テンゲ≒24円)
「市内行き」とだけ知っていたのでスマホで現在地を追いながら適当なところで降りよう、適当なところで降りよう、出来ればカスピ海が見たいな・・・などと想いを巡らせていたのですが、途中で「もしかして終点のバスターミナルまで行けば、そこから空港までのバスが出てるかも!」と天才的な案が浮上したのでした。
そうすれば余ったお金で食事をゴージャスにするとか、昼間から飲んだくれるとかできるんじゃないか・・・と。
しかし現実はそう甘くなく。
バスはカスピ海沿岸へは行かず、終点のバスターミナル?(大きめの路上)に到着。
周囲のバスドライバーや乗客たちに「空港行きのバスはあるか?」と聞いて回ったのですが、どうやら本当に無いみたいです。
みんなタクシーか自家用車を利用して空港へ向かうとのこと。
仕方がないのでとりあえず腹ごしらえ。
バスの終点のすぐそばにタープが張り巡らされた商店が幾つも並んでいます。
その奥の方へ歩いて行くとケバブやらサモサやらのレストランが数件ならんでいました。
アクタウ市内の安宿
バス終点の少し手前にHostelが見えたので暇潰し&あわよくば空港行きタクシーのシェアメイト探しに行ってみました。
名前はちょっとわからないですが結構良宿だったので紹介しときます!!
(ドミトリー、2,000テンゲ、Wifiあり、自炊OK、英語OK)
いや~~アクタウってビーチリゾートって聞いてたんで高級ホテルしか無いと思ってたんですよね。こんなことならアクタウに一泊しても良かったな。
アクタウ市内から空港へ
バスの終点の辺りにはタクシードライバーもうろうろしています。
空港までの料金を聞いてみると3,000テンゲ(≒900円)ですって!!持ってないですね。
市内に着いて、ケバブ食べて、何やかんやで残金は1,800テンゲちょっとになっていました。
1,800テンゲしか無いのよ。もうカザフスタン出るから。
そう財布の中身を見せると最低でも2,000テンゲだと言っていたタクシードライバーのボス的存在のおっちゃんがOKしてくれました!!
これぞ奥の手。ほんまに金無いから仕方ない(笑)
こうして17時頃にはアクタウ国際空港に到着してしまう。
フライトは翌午前3時半です。ひーーーまーーー
しかし空港では全く期待していなかったWifiがそこそこ繋がったので有意義な待ち時間となりました。
アジア旅まとめ
さてさて長かったアジア旅もしばらくはお預けです。
2015年2月に日本を出発し・・・
スリランカ
(※ブログ記事は書いてないけど実は行ってた)
・・・計15ヶ国。
これからはコーカサス、ヨーロッパ、アフリカ、南米・・・と多分こんな感じで旅していくと思いますが、主にノープランです。
「アジア」と一言で言っても、そこは国ごと(いや町ごと!?)に様々な個性がありました。
色んな人々と出逢い、様々な感情に揺さぶられた一年半でしたが、これから僕はどうなっていくのでしょう・・・?

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