世界一周ローカル旅

ネパールミステリーツアー~12時間移動の予定が36時間かかった話~

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まいど!横山笑来です!

この記事はまだ僕がネパールにいた頃、つまり一ヶ月以上も前に書き溜めしていた記事です。

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ネパールストライキ

「この国は問題だらけだ!」

こう嘆くのは、たまたま同じバスに乗り合わせたネパール人の乗客たちだった。

 

実際この国は多くの問題を抱えている。
震災、観光客減少、ストライキ...

 

 

そしてこの国はいま憲法を作っているのだが、その草案に反発する人々と警察とが各地で衝突している。
※2015年9月20日、ネパール政府は新憲法を公布した。

 

そりゃあ不安定にもなるわけだ。

 

 

平和だったポカラ、カトマンズを離れ、僕は一人ヒレと言う町に行くことにした。

 

出発日はストライキの為バスが出ず、翌日にずらすことになったのはまだマシで、移動距離たったの400㎞、12時間で到着する予定がなんと36時間もかかってしまったのだ!!

 
 

 

今回はその詳細を書き綴っていきたいと思う。

 

 

原因1.震災かストライキか何かの影響で思い切り迂回した
ネパール、チョウメン
 

出発予定時刻を30分程遅れ、バスがカトマンズのニューバスステーションを出発したのは午後5時。
30
分遅れなんて全然OKなんて余裕綽々だったのも束の間。
休憩ポイントで地図アプリ「MAPS.ME」で現在地を追っていた時のこと...。
出発から6時間、この時初めてバスがヒレとは真逆の方向に進んで来たことに気が付いた。
(
正確に言うと結局ヒレ行きのバスもストライキの為買えなかったので、ひとつ手前のダラン行きのバスに乗り込んでいた)

 

 

ーーーそっかそっか。まぁいっか。

 

 

こう思える様になったのは、僕が旅の目的地にそれほどこだわっていないからだ。

 

 

ーーー明日の朝には何処かに着いている。そこから考えよう。

 

 

そうバスに戻り、眠りについた...。

 

 

 

原因2.警察による道路封鎖で12時間の待機
W800Q75_20150904_063515
 

翌早朝、目を覚ますとバスは何処かの路肩に停まっていた。
乗客は半分位に減っている。

 

薄暗い闇の中、しばらくすると人々が何かを叫びながら戻ってきた。

窓から外を覗き込んで見ると、このバスの前後にもたくさんバスが停車していた。

乗客たちが車内に戻るとバスは発車した。

しかしほどなくしてまた停車してしまったのだ。

 

明らかに様子がおかしい。

 

おそらくまたストライキか何かの影響だろう。

 

とりあえず現在地を「MAPS.ME」で追った。

ここで驚きの事実・・・

バスはダランに向かって進んでいる!!

どうやら思いっきり迂回してここまでやってきたみたいだ。

震災の影響か、ストライキの影響かは分からないけれど、とにかくダラン方面へ向かっていることは確かだった・・・。

 

20km先で反政府組織と警察が争っているそうだよ」

通りすがりのおじさんが教えてくれた。

今のネパールは西部と南部が危ないと言われている。

東部であるダランやその周辺は安全だと言われていた。

だからダランへ少し立ち寄って、そのまま更に進んだ東の果ての町カーカルビッタからインドに抜ける算段だったのだ。

 

バスが停車してから2時間が経過した。

もう既にダランへはとっくに到着している予定の時刻。

乗客たちは井戸水で顔や頭を洗ったり、インスタントヌードルをそのまま食べたり、ただひたすら待っていた。

何が起きているのかここからじゃわからない。

ただひとつわかっているのは、通行止めに遭っているのはバスだけだということ。

他の乗用車やバイクは僕たちの目の前を何事も無かった様に走り抜ける。

 

しばらくするとまた人々は何かを叫びながらバスの方へ各々戻ってきた。

バスが進めるらしい。

 

車内も盛り上がる。

GO!!GO!!GO!!GO!!

バスは走り出した。


 

 

 

 

5分後・・・

再びバスは停車し、今度はバスの乗客たちと警察が何やら揉め出した。

 

もーーー早く行こうやーーー!!!

 

先ほどよりもバスが増えてきて、数人と話すことが出来た。

どうやらこういうことらしい・・・

ネパール スト
 

警察側:この先で反政府組織と警察が揉めている。危険だからここは通せない!!

 

バスの乗客側:そんなもん行ってみなわからんから通せやー!!しかもなんでバイクは通れてバスだけあかんねん!!俺らでバイクも停めて巻き添えにしたる!!

 

収まらない乗客たちに警察が追加で導入されるシーンもあり、少し緊迫はしたが、基本的に同じ様な論争をしている様子だった・・・。

 

 

これ、警察押し切ったところで危ないやんけ!!

不安定過ぎるネパールの縮図を見ている様だった。

警察もあと5時間もすれば通すと言っているらしい。

とりあえず待つしかない・・・。

 

 

夕方になり、暑さに耐えきれずビールに手を出した。

途中までバイクをヒッチハイクしてカトマンズまで帰ろうかと考えていたのを諦めたからだ。

2日後にビザが切れるので出国しなくてはならない為の判断だが、「もういっか、遅れても仕方ない」と思った。
ネパール ビール
 

午後5時、12時間の待機の末バスはとうとう走り出した。

 

 

 

原因3.待機を乗り越えてのディナータイムが盛り上がり過ぎた
ネパールバス

 

もうこの頃にはスマホの充電も切れていたし、僕は夕方から飲み始めたビールで良い感じに酔ってしまいバスに座り込むと同時に眠り込んでしまった。

午後7時頃、バスはとある食堂に到着した。

ここでみんなディナータイム。

朝からみんなまともに食べていないので全員が食堂に雪崩れ込んだ。

待ち切れずビールを囲むグループが幾つか出来て、僕も最初一人で飲んでいたのだがいつの間にか他のツーリストと一緒にテーブルを囲んだ。

そしてベロベロに酔っぱらったおっさんの話をひたすら聞いていた。

結果おごってくれたのは良かったけど、少し身の危険を感じた(ゲイだったのかな・・・?)

 

この後は特に何も起きず、翌早朝に無事イタリーに到着した。

 

 

―――ん??イタリー??

 

そう、このバスは間違いなくダラン行きのバスだったのだが、移動に36時間もかかってしまったせいでダランへは交通妨害が入り行けなくなってしまっていた。

イタリーとはダランのひとつ手前の町である。

 

残念ながら今のネパールではよくある話。

憲法が作られるまであと1ヶ月程らしいが、この国が平和で安全で便利な国に生まれ変わる事を切に願う。

 

 

 

今回の世界一周ではネパールは飛ばそうと思っていたのですが、インドで日本人宿のスタッフをさせて頂くことになり、インドビザ更新の為だけに訪れた国でした。

 

せっかくなんでと訪れたポカラや、もちろんカトマンズは平和で、過ごしやすく、おしゃれで、気の良い人々がたくさんいました。

 

震災の影響はやはり避けられず、観光客は少ないけれど、ここからネパールは必ず盛り返すと思います。

 

それは単なる思い込みでは無く

 

「この国は問題だらけだ」

 

とは言っても

 

捨てられない愛国心は

 

 

 

まだ生きているから・・・。

 

横山笑来

久しぶりにランキング乱入中☆
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